|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
現在地：ホーム＞発行物＞過去のぷらざ通信＞2021年2月号＞KiVoぴっくあっぷ（2021年2月）
KiVoぴっくあっぷ
☆「KiVo（きーぼ）」とは☆
指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。
今月は、2020年11月から12月にかけて全6回開催した、第14期傾聴ボランティア講座の様子をお伝えします。
第14期傾聴ボランティア講座
●傾聴ボランティア講座とは
傾聴とは、相手を理解し、相手の心に寄り添う聴き方をすることで信頼関係を築き、精神的自立を支援する、コミュニケーションをはかる上で重要な技法のひとつです。
「傾聴ボランティア講座」は、1）傾聴について学び、必要なコミュニケーション力を身につけること、2）学んだ技能を活かし、地域で活動する傾聴ボランティアを養成すること、この2つを目的としています。2008年度より実施している本講座は、今年で14期目を迎えました。
今回は、第14期傾聴ボランティア講座についてご紹介します。●第14期傾聴ボランティア講座について
講師：高倉恵子さん（NPO法人埼玉カウンセリング代表理事）
11月4日から12月9日までの毎週水曜、全6回開催した「第14期傾聴ボランティア講座 〜コミュニケーションを学ぼう〜」を14名が受講しました。
第1回は、講座終了後に区内で傾聴ボランティア活動を進められるよう、ぷらざ職員が講師を務め、ボランティア活動とは何かについての説明や、ボランティア活動先の見つけ方などを学びました。
第2回以降は、話し手の気持ちに意識を向けることや同感・共感・支持の違いについてなど、具体的な傾聴の技法を学びました。講師を務めていただいた高倉さんは、毎回受講生が提出するアンケートの中の感想や質問等に丁寧に回答くださり、回を追うごとに受講生の学びも深みを増していきました。
受講生が熱心にメモを取る姿や、ロールプレイやワークに積極的に取り組む姿に、今後のボランティア活動に活かしたいという強い思いが伝わってきました。●新型ウイルス感染症予防対策について
←パーテーション越しにワークを行う受講生
本講座では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を考慮し、対面での講座を開催するにあたり予防対策を徹底しました。受講人数を例年の約半分に減らし、会場が密にならないように努め、会場入場者全員の検温やマスクの着用、入退室時のアルコール消毒を実施しました。また、飛沫感染予防としてパーテーションを設置し、受講者はパーテーション越しに対面でのロールプレイやワークを行いました。講師は、講座の間中マスクの上からさらにフェイスシールドを付け、受講生の有志の方々は、講座終了後、協力して机や椅子のアルコール消毒を実施しました。
●修了生の今後の活動予定
第6回の講座終了後、修了生有志の方々が集まり、今後の傾聴ボランティア活動について話し合う場を持ちました。初めてボランティア活動をされる方が多く、戸惑いがある中、ボランティア経験者や今までの講座修了生の活動を参考に意見交換をおこないました。コロナ禍ですぐに傾聴ボランティア活動を開始することは難しいものの、今回の講座で学んだことを活かし、活動に向けた準備のため、今後も話し合いを続けられるようです。ぷらざでは講座修了後も受講生がスムーズに傾聴ボランティア活動ができるよう、活動場所の情報提供やサポートをしています。
これまで第1期から第13期までの修了生による傾聴ボランティア活動団体が13団体立ち上がり、それぞれ特色のある活動を継続されています。現在はコロナ禍で活動のほとんどを休止する判断を余儀なくされていますが、感染症予防対策をしながら定例会や勉強会を再開するなど、少しずつ活動再開の準備をされています。各団体の詳しい活動情報については、みにきたWeb（http://minikita.genki365.net/）をご覧ください。
3月には、感染症予防対策をしながら、これまでの講座修了生が一堂に会する「傾聴ボランティア交流会」を予定しています。毎年1度開催しているこの交流会は、傾聴ボランティア団体が持ち回りで幹事として企画を担当、日頃の活動を共有したり、さまざまな課題に対して意見交換をする等、貴重な交流の機会となっています。
←講師の説明を熱心に聞く受講生
●第14期傾聴ボランティア講座 受講者アンケート（抜粋、原文のまま）
◇相手の共感を受けるのは「上から眼線」ではいけない。という事を感じました。支持することの大切さを知りました。
◇相手を変えようとしない…その姿勢のもと、聞き手の心の大切さをすることからスタートする事も胸に響きました。「傾聴」について、もっと実践していきたいと思います。
◇傾聴はやはり人間関係作りが大事だなと思いました。うまく話をまとめようとしたりせず自分の心に素直に言葉にするといいんだなと思いました。
◇「傾聴」というより人生について人とのかかわり方を深く学ばせていただいた気がしました。
◇傾聴はただ聴くだけではないということ、聴き上手は話し上手であること、とても勉強になりました。
◇可能性を活かして話す事勉強になりました。進むによってむずかしいけど、知らないこと、を知りうれしいです。普段みすごしていた言葉とか、しぐさにきずかされました。北区ＮＰＯ・ボランティアぷらざでは、皆さまがボランティア活動を進めるうえで役立つ講座を開催しております。今後の講座につきましては、ぷらざ通信や北区ニュースをご覧ください。ご参加をお待ちしています。
（北区ＮＰＯ・ボランティアぷらざ事務局）
 サイトマップ当サイトの使い方お問合せ先 |
2021年1月30日更新版 |
| 〒114-8503 東京都北区王子1-11-1北とぴあ4階 電話：03-5390-1771
開館日時：火曜日〜土曜日（10時〜21時）、日曜日（10時〜17時） 開館日程 Copyright - c東京都北区ＮＰＯ・ボランティアぷらざ 2003- All Rights Reserved. |
|
ホームへ
このページの先頭へ